古典アストロロジーの秘密
2024.05.23
[ホロスコープ革命1.0:火/土/風/水]
― “占い”ではない“疑似科学” ―




「基本三数」の古典バージョン“火/土/風/水”



「ホロスコープ革命1.0」の第3回めは「古典アストロロジーの秘密」です。

ただ、秘密というほどではない事実もあります。

現代占星術が、決して公にすることはないので秘密になっているためです。

「古典アストロロジー」は、16世紀頃に近代物理科学によって“疑似科学”とされ、学問としての立場を失い“廃業”に追い込まれています。

この事実は、フィロソフィー(愛智、哲学)で知られる古代ギリシャに発祥した「古典アストロロジー」が、もし“占い”であれば、成り立たないことを意味しています。



《 “ホロスコープ占い”の真実と陥穽 》

“ホロスコープ占い”こと現在占星術は、誰もがご存じのように“占い”です。

一方、“疑似科学”とされた「古典アストロロジー」は、「古代学術」(学問/科学)でしたので“占い”とは正反対のカテゴリーに属します。

19世紀後半にはじまった現代占星術が、「古典アストロロジー」を占星術のはじまりかのように語ることがあるのをご記憶の方もいらっしゃると存じますが、“勘違い”であり、ありていにいえば“ウソ”なのです。

第三者が見れば“トラの威を借るキツネ”かのように思えるかもしれません。

占いであってもいいんです。

“当たるも八卦、当たらぬも八卦“を愉しめばよく、学術かのように言い募る必要はありません。

19世紀中頃に発見された「海王星」の象意の影響を強く受けている現代占星術は、その象意波動に基づいて、“勘違い”や“事実誤認”は避けられない運命(さだめ)です。


【One Point】 西洋占星術を学びはじめた頃、「西洋占星術は科学です」という一文を読んで、「何かおかしいな、でもそういうものかな?」と思っていました。

ですが、ホロスコープを探究していく過程で、歴史を調べていくと事実は異なることが分かりました。





《 古典アストロロジーと“古典医術” 》

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」を解明した現在ではどうでもいいお話です。

ここでいう“秘密”は「基本三数」と“火/土/風/水”に共通性があることです。

「古典アストロロジー」は、古代カルデア人が東の地平線上に昇る星を観測した膨大なデータを元に成立します。

“ホロスコポス”(時の見張り人)と呼ばれた彼らが残したデータをもとに、古代ギリシャの賢人たちによって四角い「ホロスコープ」の発祥とともに始まったものです。

医学の父と呼ばれる当時のヒポクラテス(前460頃-前370頃)が医術に用いた「古典アストロロジー」は、まぎれもなく古代学問でした。

当時の世界観“熱冷乾湿/火土風水”といった「四大元素説」に基づいて、気質や体質また罹りやすい病気などが理論解釈され診断されたのです。

もちろん、相応に成果があったのが事実です。

なぜなら、「古典アストロロジー」は約2,000年ほど続き、16世紀のノストラダムス(1503-1566)が大学で学ぼうとしたほどですが、直後のケプラー(1571-1630)の時代に“疑似科学”(迷信)とされ、学術としての立場を失っていきます。


【One Point】 ちなみにですが、ノストラダムスが“大占星術師”だというのは真っ赤なウソです。

一方、ケプラーは、著名な天文学者であり、数々のマイナー・アスペクトを定めたことでも知られる占星術師(占星学者)でした。



【ご参考:未知の“宇宙波動エネルギー”】

●宝瓶宮時代のホロスコープ・リーディングの秘訣は「共鳴リーディング」です。

そのノウハウは「基本三数リーディング」と「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)にあります。

宇宙この世界の根底には、時空を超越した未知なる“宇宙波動エネルギー”があるためです。

宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして運営され、発展していくために“宇宙波動エネルギー”はその根幹となっています。

そこに“天運”が伴ないます。




《 「基本三数」によるリーディング 》

若い頃、故ルル・ラブア師(1945-1999)の西洋占星術に心酔しました。

ですが自主的に挫折し適性がないと諦めたのですが、ひょんなことから「ホロスコープはなぜそのような象意になるのか」、足りない頭で考える必要に迫られました。

その結果、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」とその展開「数理法則」3/6/12数がホロスコープの本意(基本の象意、ほんとうの象意)になっていることを見出したのです。

歴史的ともいえる驚愕の発見でした。

単なる理論に留まらず、実際にホロスコープに当てはめて20年以上検証し数々の実践リーディングを重ねて確認してきました。

「基本三数」をホロスコープに適用すると、面白いように“宇宙の秘密”(真相)が見えてきたのです。


【One Point】 その理論とノウハウとを余すところなくお届けしたいと考えています。

お一人ひとり独自の「クオリアル・ワールド」がありますので、ご自身に応じて展開されていくことで、時空を超越した豊かな「共鳴世界」が啓かれ築かれていくことになります



【ご参考:“火/土/風/水”と「基本三数」】

本文の補足です。

“火/土/風/水”と、物質的に四元素で区分すると、宇宙この世界の現実から乖離します。

そこに、近代物理科学によって“疑似科学”(迷信)とされ根因があるのです。

ですが、宇宙この世界が“物理科学”の分野を含めて、4要素に区分できることは物理科学では解明できないだけで、間違いではありません。

宇宙の真実の一端を突いて一理あるために、約2,000年もの間「古典アストロロジー」は医術分野をはじめ、続いてきたのです。

ところが、現代占星術の父と呼ばれるアランレオ(1860-1917)は、19世紀後半に心霊ブームの中“疑似科学”とされた古典理論を捨てて、象意のみを用いて“当たる/当たらない”の占い判断をエソテリック(秘境的)にはじめたのです。

以降、理論なくデラシネ(浮草)のように、主観解釈による象意解釈の継承に陥っていかざるをえなくなったのです。




《 「基本三数」と“火土風水”の間の秘密 》

さて、「基本三数」と“熱冷乾湿/火土風水”の“秘密”です。

「古典アストロロジー」は“熱冷乾湿/火土風水”の4つのエレメントから地上の世界は成り立っていると考え、四角い「ホロスコープ」を解釈をしました。

以降、約2,000年間も「古典アストロロジー」は医術などに用いられてきた事実から、「四大元素説」は近代物理科学によって疑似科学とされたとはいえ、当たらずといえども遠からずだったことが分かります。

そのことは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」からみても、宇宙の真実の一端を突いており、問題は“火/土/風/水”といった用語です。

四元素“火/土/風/水”という表現は明らかに間違いですが、四つに象意区分できることは大正解だからです。

「基本三数」は、法則的にみれば「3数」ですが、実際に展開されると連続性と発展性を伴ない「3(4)数」となるアクティブな法則性を持ちます。

大宇宙にはそのように展開されている「4数法則」の事実があるのです。


【One Point】 近代物理科学が「古典アストロロジー」を“疑似科学”としたのは、“小”のカテゴリーが“大”のカテゴリーを評価したような側面があります。

かといって、19世紀後半に、理論を捨てて“占い”に矮小化したのは、“人類の英知”への無知で、まるで“猫に小判””豚に真珠”“馬の耳に念仏”ともなりかねない“現実錯誤”でした。










宇宙数理模式図
2024.05.23
[ホロスコープ革命1.0]
― 3/6/12数の「数理法則」 ―




宇宙森羅の最小象徴数=12数の秘密



「ホロスコープ革命1.0」の第2回めです。

ホロスコープをはぐくんできた双魚宮時代は、今日、2024年を最後の土壇場として“分水嶺”のピークの終末の秋(とき)を迎えています。

アストロロジカル・エイジの変遷とともに、時代もホロスコープも新たにバージョン・アップしていきます。

双魚宮時代のホロスコープから宝瓶宮時代(The Age of Aquarius、Aquariun Age)のホロスコープへ「ホロスコープ革命1.0」の黎明です。

「宇宙数理模式図」たるホロスコープです。



《 宇宙数理模式図たる理由 》

単純に三段論法式に次のようにご説明できます。

1、地上の出生地などの“イベント・ポイント”からみた宇宙太陽系との位置関係を忠実に写しとったものが「ホロスコープ」です。

2、宇宙は地球や太陽系を含めて、「基本三数」を根幹法則と、その基本三数展開の「数理法則」3/6/12数によって成り立っています。

3、ゆえに、宇宙太陽系を忠実に写しとったホロスコープは「数理法則」が秘められた「宇宙数理模式図」であり、「基本三数」によってリーディングできます。

逆に申し上げますと、「基本三数」や「数理法則」の12数によって構築された「宇宙数理模式図」が本来のホロスコープです。

まあ、見た目は同じで、変わり映えはしませんけどね。


【One Point】 「時間」の推移とともにある「空間」の位置変化を魅せる宙(そら)から、地上の「人間」との共鳴関係を「基本三数」に基づいて、リーディングできるものになっています。





《 クオリアル・ワールド 》

双魚宮時代の物理科学は、「物理宇宙」を研究してきた学問です。

一方、“ホロスコープ占い”こと現代占星術は、誤って“星座”と呼んでいるサイン(宮)と星をメインにするために、畢竟、“心理占星術”に偏らざるをえない事情を内包しています。

ところが、“心”も“物質”も私たち宇宙のカテゴリーの一部に過ぎません。

良し悪しや優劣を述べているのではなく、どんなに突き詰めていっても、一カテゴリーだけでは全体像や真実を明らかにすることは不可能です。

それどころか、宗教もそうですが、物理科学も占星術も、それが全き正しいもので“真実”を明らかにできると信じ込むほど、逆に宇宙この世界の真実から離れて隘路(あいろ)にはまります。

なぜなら、宇宙この世界は三要素に基づいた「クオリアル・ワールド」だからです。


【One Point】 ホロスコープも同様です。

“ホロスコープ”という名称は、東の地平線上(ASC)に昇る星のみの観測に留まらず、全天360度、全12ハウス(室)にサイン(宮)と星とを写しとるゆえ、“ホロ・スコープ”です。




《 NEW HORIZON 》

今年2024年の“分水嶺”のピークは、双魚宮時代と宝瓶宮時代の“宇宙波動”の交差を意味します。

当初は四角だったホロスコープをはぐくんできた双魚宮時代の「対立二元論」の宇宙波動の終わりで、同時に宝瓶宮時代の「共鳴関係論」による宇宙波動による新たな人類歴史の黎明です。

「NEW HORIZON」(ニューホライゾン)“新しい地平”のはじまりです。

地球の歳差運動に伴ない、約2,160年(計算値)周期の「アストロロジカル・エイジ」こと別名「プラトン月」(グレート・マンス)の変遷による歴史的なパラダイム・シフトが起きている今日です。

アストロロジカルにみれば、数理解釈によるホロスコープ「宇宙数理模式図」へのバージョン・アップの時代なのです。

それゆえ「ホロスコープ革命1.0」です。

まあ、お好きにとらえられてかまいません。


【One Point】 宇宙波動の変遷とその事実をお伝えしているだけです。

ご理解するしない、ご納得されるされない、受け入れる受け入れないは、自由なご判断に委ねられています。




《 3/6/12数の「数理法則」 》

一部、繰り返しになるかもしれませんが、もう少し申し述べさせていただきます。

宇宙この世界の根幹法則が「基本三数」(3数)です。

“3数”だけでは三要素に留まりますので、基本三数展開によって“3/6/9”でもいいのですが、3/6/12数の「数理法則」に発展展開していきます。

その際、「12数」は“宇宙森羅の最小象徴数”です。

宇宙この世界は、「基本三数」と「数理法則」3/6/12数によって成り立っていますので、物理宇宙の根幹も同様で、たとえば「光」(色)もそうです。

「光の三原色」(3数)をベースに、虹の7色(6数)、また12色の「色相環」(12数)によって、すべての色はカテゴライズされ、宇宙森羅万象の色彩へと展開されています。

また、音もf分の1ゆらぎを伴なったこの宇宙において、1オクターブの12音階から構成されているのも同様です。


【One Point】 第一章「啓蒙編」、第二章「実技編」に続く、第三章「宇宙波動編」によって「ホロスコープ革命1.0」の論拠が明らかになります。

3数は2方向性を持ちますので、基本三数理論だけでなく、実際の「できる! ゆるりレッスン」との両輪です。




《 共鳴リーディングの根因 》

ご理解ご納得をいただけましたら幸甚です。

大宇宙も、太陽系も、地球生命体も、地上の人間も、「基本三数」また「数理法則」の3/6/12数に基づいて存在し展開されています。

そのため、宇宙を写しとった「数理模式図」ホロスコープを「基本三数」また「数理法則」の本意(基本の象意、ほんとうの象意)に基づいて正しく解釈していくことで、実学としてのリーディングが可能になります。

古来から“ホロスコープの根本命題”とされてきた「なぜ、空の星から地上のことが分かるのか」の解答がここにあります。

「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”との時空を超越した共鳴関係が、地上の人間との間に成り立っている超科学的な事実があるのです。

宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」、通称:宝瓶宮占星学では、「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)と呼んでいるものがそうで、相対的な位置関係によるホロスコープ・リーディングすなわち「アスペクト・リーディング」によって可能です。


【One Point】 良識ある西洋占星術師の方が「星は支配せず、示唆するのみ」と述べていることを、「宝瓶星学」から数理解釈また超科学的に申し述べれば、上述のようにご説明できます。









ホロスコープ革命1.0
2024.05.23
イントロダクション
― 宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」 ―




「数理法則」3/6/12数による“宇宙数理模式図”=ホロスコープ




「ホロスコープ革命1.0」と題して宝瓶宮時代の新しいアスペクトのご紹介です。

従来の“占い”に慣れ親しんでおられる方には、にわかには信じられないかもしれません。

新しい宇宙観に基づいた「ホロスコープ」に変わっていくためです。

それがいつになるのかは、多分、先の話ですが、占星術をはぐくんだ「対立二元論」の双魚宮時代が土壇場の終末を迎えている以上、すでに宝瓶宮時代の「共鳴関係論」の時代がはじまっているためです。

時代のアンテナを高くして宇宙数理模式図たる「ホロスコープ革命」をお楽しみください。





《 「天王星」を共鳴星とする時代 》

今後の宝瓶宮時代(The Aqariun Age)は、水瓶宮に共鳴することから「天王星」を共鳴星として発展、展開されていきます。

もし、占星術に詳しい方なら、天王星の重要な象意が、近現代は“独立”や“革命”といったことをご存じでしょう。

天王星が発見された1781年は、「アメリカ独立戦争」の真っただ中でした。

その後、1783年のパリ条約でアメリカの独立が承認された影響を受けて、“自由、平等、博愛”をスローガンとしたフランス革命が勃発していった時期にあたります。

今日の自由民主主義社会へのターニング・ポイントとなった2つの大きな出来事で、それを基盤に宝瓶宮時代の新しい友愛社会は、漸次、築かれていくことになりました。


【One Point】 双魚宮時代の末期は、19世紀後半以降、「スピリチュアリズム」や「マルキシズム」など、“まだ見ぬ理想”を象意とする「海王星」の時代でした。

ですが、1989年に「東西冷戦の終結宣言」がなされ、“対立二元論”の歴史パラダイムの時代は終わりを迎えます。




【ご参考:電気もまた「共鳴関係論」】

●天王星は“独立”や“革命”などのほかに、“飛翔体”(飛行機、ロケット)や“電気”(電波)なども象わします。

ライト兄弟が1903年に世界初の有人飛行に成功して、百年も経たないうちに人類が月に立ったのも、天王星を共鳴星とする宝瓶宮時代に進むゆえの“天運”の働きです。

また、宝瓶宮時代の影響圏に誕生した近代科学は、導線の中を電気(電子)が流れて周囲に電磁力が発生し、その電磁力によって電気(電子)が流れていく、といった仕組みを解明していますが「共鳴関係論」の原理です。

それはともかく、今日、電気や電波は宝瓶宮時代の社会生活に欠かせない重要なインフラになっているのも、同様に時代の流れとともにある“天運”の働きです。




《 「対立二元論」から「共鳴関係論」へ 》

“波動的”ながら宝瓶宮時代は1989年から正式にはじまりました。

しかし“モラトリアム期間”ともなる「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)によって“支配/被支配”の双魚宮時代は並行的に延長されて、あと2年弱で完全に終わります。

占星術がいうような星が“支配”することなど現実的にもありえず、“支配星”(rular)という言葉は旧態依然の考えに基づくもので、アストロロジカルにみても象意などは“共鳴関係”によってもたらされます。

そのため、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」では“支配星”ではなく「共鳴星」と呼称し、表記しています。

双魚宮時代は、“神と悪魔(サタン)”“善悪”“吉凶”“支配/被支配”といった「対立二元論」を歴史パラダイムとして運営、発展してきた約2,000年間でした。

今後のアストロロジカル・エイジ、約2,000年間の宝瓶宮時代は、“前人未到”の概念を持つ「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして運営され発展していきます。


【One Point】 ウソではありません。

アストロロジカル・エイジ(約2,160年:計算値)の変遷と人類歴史の推移証明しています。

宝瓶宮時代の影響圏に入って「天王星」が象意とする“電磁波”(電気、電波)が発見され、その活用が急速に伸びて、今日、私たちの生活に欠かせないインフラとなっているのも共鳴関係にかかわるゆえです。




【ご参考:現代占星術命運を握る「天王星」】

●「天王星」はそれまでの常識をくつがえします。

18世紀末の「天王星」の発見によって、土星まで7つの星によって理論解釈されていた「古典アストロロジー」のホロスコープ理論は崩壊し、命脈を絶たれています。

その後、現代占星術の始まりとなった18世紀後半の「エソテリック占星術」は、理論なき“当たる/当たらない”の“ホロスコープ占い”として今日、双魚宮時代の終末のときを迎えています。

これまた、完全になくなるとはいえませんが、宝瓶宮時代の実際的な世界が始まっていくとともに、漸次、勢いを失っていくことでしょう。

“占い解釈”のままだと、天王星の革命的な“象意波動”によって、歴史の大河に埋もれていくためです。




《 四角いホロスコープの発祥 》

アストロロジカル・エイジの変遷に伴ない、「ホロスコープ」も同様に新たに変化し発展しています。

約4,000年前の白羊宮時代は、メソポタミアに後年、新バビロニア王国(カルデア王国)を築いた中心勢力となった古代カルデア人による「天体観測」(東の地平線上に上る星の観測)が、季節の到来や洪水の時期などを知るために行なわれていました。

ホロスコープの前史で、その膨大なデータを元に、白羊宮時代の末期、2,000年以上前の双魚宮時代の影響圏に、古代ギリシャに発祥したのが四角い「ホロスコープ」です。

四角だった理由は、当時は最先端の科学(学術)の知見によって、「熱冷乾湿/火土風水」などの“四大元素説”をホロスコープ解釈の基礎理論としたためです。

それゆえ、古代ギリシャの「古典アストロロジー」は古代の学問であって、理論を捨て“ホロスコープ占い”となった現代の占星術ではないのです。

事実、ノストラダムス(1503-1566)が生きた16世紀頃まで、古代ギリシャ以来の有益な“医術”として、大学でも教えられていたのが「古典アストロロジー」でした。


【One Point】 日本では「Astrology」は“占星術”と訳されます。

歴史的な経緯や海外の状況があって仕方がないのですが“誤訳”の類です。

「古典アストロロジー」は、古代学術でしたが、近代科学によって“疑似科学”とされ、さらに「天王星」の発見によって理論破綻して命脈を断たれています。




《 ホロスコープは宇宙数理模式図 》

今日の“ホロスコープ占い”現代占星術と、古代学術の「古典アストロロジー」は、正反対のカテゴリーに属します。

「占い」と「科学」(学術)ほどに違います。

海王星の発見に伴ない、その象意波動によってゴッチャに混迷してはじまった“ホロスコープ占い”は、“事実誤認”や“欺瞞”また“勘違い”といった海王星の象意の影響を色濃く受けています。

多分、ご本人たちは気づいていないと存じますが、邪推すれば知っていても意図的に隠し、“中国4000年の歴史”のように言い募っているのかもしれません。

主観解釈のエソテリック(秘境的)な占星術と、古代学術とはいえ理論解釈の“アストロロジー”は、同じようにホロスコープを用いますが、中身は別物です。

宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」は,3/6/12数(3/6/9)の数理宇宙観によって、宇宙数理模式図たるホロスコープと地上との共鳴関係をリーディングするものです。


【One Point】 百聞は一見に如かずでしょう。

まったく新しい数理解釈なので信じられないかもしれませんが、宇宙この世界の根幹をなす法則になっています。

宝瓶宮時代は真実が明らかになっていく時代です。

それはホロスコープも例外ではありません。









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