真実の「土星外惑星」
2024.07.16
[メール講座]
― 個人の領域を超える惑星たち ―




古い解釈では見えてこない土星外惑星の天意



ご受講者の方に向けたスペシャル・メッセージです。

不特定多数の当ページゆえ、すべての内容を記すことはできませんが、心ある方はご賢察ください。

逆に、もし双魚宮時代の現代占星術の解釈を“妄信”されておられる方は、貴重なお時間いただくのは申し訳ありませんので、ほかをご高覧ください。

それが悪いことではなく、ご自分の信じる道を自己責任で主体的に歩まれるのは宝瓶宮時代のベーシックな生き方です。

ご受講を考えておられる方には重大なメッセージが示唆されていますので、ご高覧を賜り推し量っていただきたく存じ上げます。



【土星外惑星】(トランス・サタニアン)とは

その名のとおり「土星」を超えてその外側を回る星たちです。

ホロスコープでは「天王星」「海王星」「冥王星」の3つが該当します。

「宝瓶宮時代の影響圏」に入った1630年以降に発見された星たちで、「土星外惑星」(トランス・サタニアン)のほかに「小惑星」が発見されています。

その筆頭が、太陽系第7惑星「天王星」の発見から20年後、「海王星」の発見に遡る45年前に、「すわ! 第8惑星の発見か?」と“勘違い”された小惑星番号1番の「ケレス」です。

火星と木星の間の「メイン・ベルト」(アステロイド・ベルト:小惑星帯)の中で最も大きな星で、サイズに関係なく他の天体と同等の象意を持つために、「宝瓶星学」では「ケレス」を含めたリーディングを行ないます。

これら太陽系天体は「配列法則」に基づいて秩序ある象意が充てられています。

●専用の「土星外惑星メール講座」お申込みフォームをご利用ください。

※“分水嶺”のピークの特別講座ゆえ専用フォームをご用意いたしました。




《 自分以上の世界は感知できない 》

大多数の方が知っていることですが、重要な事実があります。

誰でも“自分の器”を超えて理解することはむずかしいということです。

ここで“器”を“次元”という言葉に置き換えても同じです。

なぜなら“見えない宇宙”の秩序を維持し保つために、見える地上世界には適用されませんが、絶対的な宇宙法則になっているためです。

当「宝瓶星学」サイトは、宝瓶宮時代のアストロロジーを実学で解明していますので、それによって申し上げますと次のようにいえます。

地球の衛星「月」が象わすご自身の“感性”や“感受性”以上の世界は、感知やご理解がむずかしいということです。

ホロスコープの象意解釈においても、またリーディングにおいても同様で、主観的な理論なき解釈や心理解釈ほどそうなります。


【One Point】 心霊やスピリチュアルなど主観的な分野がそうで、理論を捨てたアラン・レオによるエソテリック(秘境的)な現代占星術の象意解釈が該当します。

「占星術は科学です」などといった“欺瞞”を信じ込んでいなければすぐに分かりますよ。




《 個人的な主観解釈を深堀り 》

ご理解をいただき、心しなければならないのは次のことです。

理論なきホロスコープ解釈は、客観性に欠けるため、個人的な主観に基づくのは必然です。

古典理論を捨てて「古典アストロロジー」の理論解釈による古い象意のみを“当たる/当たらない”で流用し、19世紀後半にはじまった「現代占星術」です。

奈辺の実状を知ってか知らずか、関係者が公にすることはありません。

ただし“現代占星術の父”アラン・レオは「自分がはじめたのはエソテリック占星術だ」だと公言しています。

その重大な意味は、古典理論を伴なった客観的な解釈ではなく、主観的な解釈だということです。

であっても、アラン・レオの当初は、古典理論に基づく客観的な解釈の要素が残っていたのですが、150年前後が経った今日ではすでに“伝言ゲーム”のように主観的な解釈が広まっています。


【One Point】 20~30年ほど前のことですが、とある占星術師の方が「西洋占星術は一から再構築されなければならない」という旨を述べていました。

通称:宝瓶宮占星学をはじめた頃でもあり、そのとおりで「さもありなん」思ったことを覚えています。


●「土星」を超える土星外惑星(トランス・サタニアン)の象意は宇宙の深遠に由来します。



《 「土星外惑星」の“古典理論”解釈 》

さらにお気づきいただきたいことを申し述べます。

アラン・レオの現代占星術が流用した「古典アストロロジー」の象意は、「海王星」発見の直後ということもあり、「太陽」~「土星」まで7つの天体がメインです。

土星外惑星の解釈については、「天王星」は発見からまだ90年前後ほどで、当時は情報伝達に疎く象意は探究途上です。

「海王星」は発見されたばかりで、象意は確立しておらず、「冥王星」にいたっては、まだ未発見です。

古典理論を完全に捨てたエソテリックな現代占星術に「土星外惑星」の深淵な象意の解釈は不可能でした。

かろうじて残っていた「古典アストロロジー」の信奉者たちによって、主観を交えつつも双魚宮時代の古い「土星外惑星」の解釈が培われてきました。


【One Point】 双魚宮時代のリバイバルも終わろうとする今日、現代占星術を発祥に導いた「海王星」は、今や生まれ変わろうする終末です。

ご判断はご自由ですが、主観解釈は“混乱”や“混沌”(いずれも「海王星」の象意)を生む運命(さだめ)にあります。




《 宝瓶宮時代は「土星外惑星」の時代 》

「土星」を超える土星外惑星は、古典理論による解釈はもちろん、個人の主観解釈では、その深淵な象意は解明できません。

最初に書いたように、“器”を超えた解釈や理解はむずかしいためです。

「古典アストロロジー」はパーソナルなアストロロジーとしてはじまりました。

その古典理論は、16世紀に“疑似科学”(迷信)とされ、18世紀末に「天王星」が発見され、その20年後に「ケレス」が発見されたことによって、完全に理論破綻します。

現代占星術もまた個人による主観解釈ゆえに、「土星」の次元を超えた土星外惑星「天王星/海王星/冥王星」の宇宙規模の“深淵な象意”を正しく解釈するのは不可能になっています。

「天王星」を共鳴星とする宝瓶宮時代の宇宙理論によって、はじめて可能になるのが土星外惑星の真実の象意です。

手前味噌になり申し訳ありませんが、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」またその展開「数理法則」3/6/12数(3/6/9)さらには宇宙太陽系の「配列法則」などの宇宙理論に基づくことで、はじめて可能になります。


【One Point】 アストロロジカルにみれば、宝瓶宮時代は土星外惑星の時代です。

「天王星」以遠の星たちが今後の時代の流れを知る“キー・プラネット”になります。

その深淵な宇宙的な象意や運勢ディレクションの真実をお届けするメール講座の内容です。




《 「土星外惑星メール講座」の概要 》

最後に「土星外惑星メール講座」(3+1回)の構成概要をご紹介いたします。

1、「配列法則」の詳細にわたる新たな説明と太陽系「天体」の象意スタンス…重要。

2、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」の象意と時代的な役割…自由と本当の愛。

3、生まれ変わった「海王星」の象意とお役目…個人と社会を下支え。

4、避けることができないラスボス「冥王星」の運命作用…宇宙波動エネルギー。

これらを“現実社会”を象意とする「土星」の次元を超えてご説明いたします。

人知や主観では知ることも、またご理解さえもむずかしいために、解明は宇宙法則による論拠をもって行なうものです。


【One Point】 首肯できない方、またご理解不能な方には申し訳ありません。

まだ時が至っていないのかもしれません。

ホロスコープの象意も“分水嶺”のピークのときなので、お伝えしておくべきものです。もちろん、ご受講やご判断は自己責任においてご自由です。



※講座案内→「土星外惑星 象意の論拠

※講座予告→「天王星の“空間域”を超えて

※お申込み→「土星外惑星メール講座」お申込みフォーム











土星外惑星 象意の論拠
2024.07.16
[メール講座ご案内]
― 個人の運勢や歴史との共鳴作用 ―




宝瓶宮時代を象徴し動かす「天王星/海王星/冥王星」



「天王星」と「海王星」と「冥王星」を土星外惑星(トランス・サタニアン)と呼びます。

「土星」の外側を公転する星たちだからです。

宝瓶宮時代の影響圏に入って発見された星たちで、それゆえ個人の運勢的にもまた人類の歴史的にも共鳴し作用をもたらします。

「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)をリーディングして、時代の流れをお伝えする通称:宝瓶宮占星学こと「宝瓶星学」の“真骨頂”となる星たちです。

その超絶的な象意の論拠を毎月1回、全3回+1回に分けてお届けする「土星外惑星メール講座」のご案内です。



【土星外惑星】(トランス・サタニアン)とは

その名のとおり「土星」を超えてその外側を回る星たちです。

ホロスコープでは「天王星」「海王星」「冥王星」の3つが該当します。

「宝瓶宮時代の影響圏」に入った1630年以降に発見された星たちで、「土星外惑星」(トランス・サタニアン)のほかに「小惑星」が発見されています。

その筆頭が、太陽系第7惑星「天王星」の発見から20年後、「海王星」の発見に遡る45年前に、「すわ! 第8惑星の発見か?」と“勘違い”された小惑星番号1番の「ケレス」です。

火星と木星の間の「メイン・ベルト」(アステロイド・ベルト:小惑星帯)の中で最も大きな星で、サイズに関係なく他の天体と同等の象意を持つために、「宝瓶星学」では「ケレス」を含めたリーディングを行ないます。

これら太陽系天体は「配列法則」に基づいて秩序ある象意が充てられています。


●専用の「土星外惑星メール講座」お申込みフォームをご利用ください。

※“分水嶺”のピークの特別講座ゆえ専用フォームをご用意いたしました。




《 土星外惑星最初の「天王星」の発見&「ケレス」 》

ホロスコープの発祥とともにはじまった古代ギリシャの「古典アストロロジー」は、肉眼で観測できる「太陽」~「土星」まで7つの天体(星)を用いました。

これらのうち5つの星を「パーソナル・プラネット」と呼び、「木星」と「土星」とを除き個人的な象意をメインとして象わします。

「木星」と「土星」は「ソーシャル・プラネット」に属し、古典アストロロジーでは個人的な対外面を象わします。

しかし、近代に入って18世紀に「天王星」が発見され、続けて「ケレス」が第8惑星(現在の海王星)と“誤認”されて発見されると、7つの星がきれいなシンメトリーに下図のように配されていた「古典アストロロジー」の理論解釈は破綻します。



小惑星の「ケレス」を含めて、「天王星」をはじめとする「土星外惑星」(トランス・サタニアン)は、宝瓶宮時代の象意やお役目を持つゆえに、学術理論を伴ない約2,000年間も続いてきた「古典アストロロジー」は歴史的な使命を終えたのです。

ところが、19世紀中頃に「海王星」が発見されると、“心霊ブーム”とともに古典理論を完全に捨てて、古典アストロロジーの“象意のみ”を流用して解釈したエソテリック(秘境的)な現代占星術が萌芽していきます。


【One Point】 「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の“正しい解釈”は、新たな理論なくして不可能です。

占星師の体験的な模索解釈に基づいて試行錯誤されて今日に至りますが、それだと双魚宮時代の”壁”を超えられません。




《 メール講座の概要と流れ 》

“分水嶺”のピークの今日、天体の解釈も同様に“分水嶺”のピークを迎えています。

古典アストロロジーで用いられてきた「土星」までの7つの天体はともかくとして、「基本三数」また「配列法則」などの論拠を伴なった「土星外惑星」の正しい象意のご理解は、今後ますます必要になっていくゆえに、惜しまずに論拠と併せてお届けするのが「土星外惑星メール講座」です。

月1回で3回+1回に分けてのメール講座で、料金はたいへんにお得な3万円(税込)です。

ご質問はいつでもご自由で、初回お申し込みのみの限定価格になっています。

1、まず、お申込みとご確認メール後のご入金とをもって、「配列法則」とホロスコープで用いる11個の「天体」の核心的象意をお届けいたします。

2、次に、毎月1回月末を目途に、初回は宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」で、以後「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の象意と役割を順次お届けいたします。

3、次は、双魚宮時代末期の共鳴星「海王星」で、今日まで双魚宮時代の象意と、新たに生まれ変わった宝瓶宮時代の「海王星」の象意と役割とをお届けいたします。

4、最後に、驚愕すべき内容を秘めた「土星外惑星」の真打ち、“両極端”を特徴とする「冥王星」の象意とその論拠とをお届けいたします。

【One Point】 お送りするメール形式は、イラストや装飾が可能なHTMLです。いつものことながら長文ともなりますので、読みやすいように、適切に行間を設定しており、分かりやすいように図表も参照できるメール講座です。


●「アメリカ独立戦争」(1775-1783)は、アメリカと宗主国イギリスとの8年間にわたる戦い。



《 宝瓶宮時代序説「天王星」 》

さて、ここからは「天王星」「海王星」「冥王星」についてのご紹介です。

「天王星」は、水瓶宮また宝瓶宮時代の共鳴星です。

その発見は“意外性”を伴なう「天王星」の象意に相応しいもので、人類歴史またアストロロジーに「エポックメイキング」をもたらしました。

当時の宝瓶宮時代の影響圏はもちろん、今後の発展の方向を象徴し、示唆する重要な象意を秘めた「天王星」です。

イギリスからの“自由”と“独立”(いずれも「天王星」の象意)を目的とした「アメリカ独立戦争」の真っ最中に発見されました。

直後の「自由、平等、博愛」(これまた「天王星」の象意)のスローガンで知られる「フランス革命」も同様で、宝瓶宮時代の影響圏における“改革”や“革命”は「天王星」の象意になっています。

ただし、双魚宮時代のリバイバルのディレクションが終わろうとする今日、“革命”などといった古い象意は、必要がなくなっていくのが今後の宝瓶宮時代です。

宝瓶宮時代の「天王星」の象意は、前人未到の「共鳴関係論」の時代を築く“宇宙波動”がメインで、そこに時代の流れととともにある“天運”が伴ないます。


【One Point】 時代の“宇宙波動”が宝瓶宮時代に正式に変わった平成以降、次代を担い宝瓶宮時代を生きる子供や若者たちを理解するよすがともなるのが「天王星」です。

今後の宝瓶宮時代をどのように生き抜けるのか、重要な象意や意味が見えてきます。




《 現代占星術爆誕「海王星」 》

「海王星」は、魚宮またこれまでの双魚宮時代末期の共鳴星です。

西洋占星術では「共鳴星」と呼ばずに、“支配/被支配”といった「対立二元論」を歴史パラダイムとする時代だったゆえに、“支配星”と称してきました。

では、宝瓶宮時代が進んでいくと、双魚宮時代の共鳴星「海王星」は重要ではなくなっていくのでしょうか?

お答えはNO!です。

むしろ逆に、重要性が高まります。

ただし、双魚宮時代の古い「海王星」ではなく、再来年2026年1月に「春分点」を超えて、宝瓶宮時代の新しい「海王星」に生まれ変わっていくために、個人的にも歴史的にも宝瓶宮時代に欠かせない重要な星になっていきます。

詳しい理由は講座の中でお伝えするとして、海王星にかぎらずアストロロジカル・エイジ(グレート・マンス:プラトン月:)が双魚宮時代から宝瓶宮時代に変わっていくと、ちょうど川の水が海の水となっていくように、しぜんと象意変化が起きていきます。

といったことから、これまでの古い象意のまま、主観的な解釈を続けていくと、状況によっては「どうも当たらない」「何かズレている」といったことが頻繁に起こりはじめていきその兆候はすでに出ていると存じます。


【One Point】 “分水嶺”のピークは、何も社会だけでなく、天体の象意にも影響します。

まして主観的な“占い解釈”は、伝言ゲームのように時が経つほど“茫漠”とし、“曖昧”さを増して、“混沌”(これらも海王星の象意)としていくこともその一因です。



【儀参考:日本的な文化精神の影響力】

●“負の戦争”については、以前の記事で書いたとおりです。

現代の“戦争”は、第二次世界大戦のように“ドンパチ”といった消耗戦ではありません。

それはパワハラ的な概念で、現段階では“見えない戦争”と言い換えることが可能で、「情報戦」(宣伝戦)や「心理戦」また「サイバー戦」などです。

しかし、マストとなるのは従来の一般的な分野ではなくなっていきます。

縄文時代の原住日本人が豊かな大自然の心で、海を渡ってきた人々を平和的に受け入れ感化し、同化によって古代日本を形成してきたようなものです。

そのように日本人の遺伝子レベルに組み込まれた“日本的霊性”といえる圧倒的に有利な、日本の“伝統”や“文化”などによって戦争ならざるナチュラルな影響力です。




《 究極的ラスボスの「冥王星」 》

「冥王星」の象意は、クオリアル宇宙の根源に通じ“両極端”です。

宝瓶宮時代が進むにつれて、1920年の発見時の象意とは正反対になっていきます。

「冥王星」は、これまでの2年間ほど山羊宮25度以降の水瓶宮の“影響圏”にあって、「深層の精神意識の変革」のデレクションを正式にもたらしはじめていました。

今年2024年1月に水瓶宮に入宮し確定させたのです。

今後20数年間も続くメイン・ディレクションで、「深層の精神意識」(霊性、深層心理)を徐々に誰もが意識せざるをえなくなっていきます。

「冥王星」発見時の20世紀初盤~中盤の象意は、社会的なもので、代表的には“世界覇権”を象わし、この時期に2次にわたる「世界大戦」が起きています。

しかし、今日においては“両極端”の象意を持つゆえに、発見時とは真逆に“負の戦争”となる個人の内面の「深層の精神意識」の変革を投げかけていきます。


【One Point】 “負の戦争”に相手はいません。

自分自身です。各自が自由に「主体意識」(個性や才能)を伴ないつつ、「天王星」と共鳴する宝瓶宮時代の新しい「友愛精神」(和、絆、民度)を培うことがベースです。



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天王星の“空間域”を超えて
2024.07.04
[海王星の“時間域”]
― 太陽系天体の象意の法則性 ―




【講座予告】 「配列法則」からみた「ソーシャル・プラネット」



ホロスコープで用いる太陽系「天体」の象意は、無秩序ではなく法則性があります。

一例を「配列法則」として「宝瓶星学」(通称:宝瓶宮占星学)ではご紹介していますが、その中で“空間域”をみれば地球以遠の天体になるほど大きくなっていきます。

土星外惑星(トランス・サタニアン)の最初の星「天王星」が象わす“空間域”は地上を離れた“空中”や“宇宙”です。

それゆえ「天王星」を共鳴星とする宝瓶宮時代は「宇宙時代」です。

“宇宙”を超える“空間域”はありませんが、では「海王星」は何を象わすのでしょうか。

◆本記事は、「土星外惑星」(天王星/海王星/冥王星)の象意を論拠解説する講座の前振りです。



【土星外惑星】(トランス・サタニアン)
その名のとおり「土星」を超えてその外側を回る星たちです。
ホロスコープでは「天王星」「海王星」「冥王星」の3つが該当します。
「宝瓶宮時代の影響圏」に入った1630年以降に発見された星たちで、「土星外惑星」(トランス・サタニアン)のほかに、「小惑星」が発見されています。
その筆頭が、太陽系第7惑星「天王星」の発見から20年後、「海王星」の発見に遡る45年前に、「すわ! 第8惑星の発見か?」と“勘違い”された小惑星番号1番の「ケレス」です。
火星と木星の間の「メイン・ベルト」(アステロイド・ベルト:小惑星帯)の中で最も大きな星で、サイズに関係なく他の天体と同等の象意を持つために、「宝瓶星学」では「ケレス」を含めたリーディングを行ないます。
これら太陽系天体は、「配列法則」に基づいて“空間域”など象意が秩序をもって充てられています。



《 「木星」の空間域は“海外” 》

パーソナル・プラネットである「火星」の“空間域”は、個人的な“行動範囲”を象わします。

ソーシャル・プラネット(木星/土星/天王星/海王星/冥王星)になると、個人を超えて社会的な“空間域”を象わします。

「木星」は小惑星の「ケレス」を除いて、最もパーソナル・プラネットに近く、夜空でひときわ明るく輝く星であるために、古代ギリシャの「古典アストロロジー」から用いられてきました。

そのため、象意解釈も比較的にこなれており、というか、ホロスコープが発祥した古代ギリシャの当初から19世紀まで、魚宮また双魚宮時代の“支配星”でした。

古典アストロロジーも双魚宮時代も、「木星」の古典的な象意をベースに“天運”を伴ない発展し営まれてきたのです。

ところが、今日では魚宮また双魚宮時代末期の“支配星”は19世紀に発見された「海王星」に変わりました。

それはそれとして、「木星」の“空間域”は「海外」など“遠い世界”を象わします。


One-Point ◆ “遠い世界”といっても厳密には地理的に遠い“海外”にかぎらず、精神的また意識的にも遠い“哲学”や“学問”なども象わします。

ただし、後者の象意は、双魚宮時代の終末に伴ない「木星」の古典的な象意になります。



【ご参考:「木星」が“大吉星”とされた理由】

●双魚宮時代は、「対立二元論」を歴史パラダイムとして発展してきました。

双魚宮時代の影響圏にあった白羊宮時代の末期に「古典アストロロジー」は始まったため、“支配星”(ルーラー)という言葉を用います。

その意味は「星」が12サイン(宮)や象意を“支配”しているという、今やワケの分からない理由で、“ホロスコープ占い”の現代占星術も、“支配星”という言葉を用います。

宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」では、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして発展していく宝瓶宮時代ゆえに「共鳴星」と呼びます。

“宇宙波動エネルギー”からみてもそうで、双魚宮時代を発展に導いた“支配星”「木星」は、ゆえ“大吉星”と解釈されてきたわけです。

かつては、それでも間違いではなかったのですが、1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」以降は、正しいとは言えなくなってしまいました。

“吉凶解釈”自体が、心理的にはともかく、○×テストのレベルの解釈ということもあって、現実社会にはそぐわず、大人社会においては、“誤り”といえるためです。



《 「土星」の“空間域”は地上世界 》

次に「土星」です。

法則的に「土星」は木星の“空間域”「海外」を超えるために、それを包括する上位空間の地上全体や“現実社会”を象わす“空間域”を持ちます。

具体的な象意に落とし込めば、“誤魔化すことのできない現実”です。

ただし、「土星」の象意は、地上を離れることはなく、個人にとっては“生まれ故郷”を含めて地上社会に留まります。

さらに言えば、地上社会を運営するために必要欠くべからざる“仕事”や“組織活動”も「土星」の象意です。

かように、生きるうえで重要な“空間域”を持つ「土星」ですが、“大凶星”と解釈された歴史を持つのも事実で、それは次の2点からです。

魚宮や双魚宮時代の“支配星”「木星」また「海王星」とは正反対の象意を持つため。

もう一つは、キリスト教において仕事や労働は“エデンの園でアダムとイブが罪を犯した罰”とする教義と、近代では共産主義思想によって“労働者vs資本家”の対立構造によって、仕事や労働は奴隷的行為とされ、これらの双魚宮時代の通念が現代占星術の解釈に影響しています。


【One Point】 日本は、かつて“日本の常識は世界の非常識”と言われたことがあるように逆で、仕事は仏道に通じ世のため人のためと解釈されてきました。

現代占星術は“西洋占星術”と呼称されるように、西洋的価値観が解釈のベースにありますので、「宝瓶星学」が目指す客観性や普遍性とは異なります。



【ご参考:「土星」の解釈は難しいだって?】

●かつて「土星を正しく解釈できる占星術師は一流である」と言われたことがあります。

「何言ってるの?」というお話です。

自分たちが勝手に“大凶星”と遠ざけておいて、「土星を正しく解釈するのは難しい」はないのです。

「木星」や「海王星」の形而上的な象意から解釈しておいて、形而下的な「土星」の象意を正しく理解できないのは当然です。

いずれでもいいのですが、エソテリック(秘境的)にはじまった現代占星術は、客観性や普遍性が次第に失われていく運命を持ちます。

双魚宮時代の「リバイバルのディレクションも、残り約1年半で終了します。

すると、宝瓶宮時代が進んでいくほど、さらにそうなっていくさだめです。






《 「天王星」の“空間域”は空宙 》

「土星」の空間域の次は、いよいよ「土星外惑星」(トランス・サタニアン)です。

以前の記事「トータライジング「基本三数」」で天王星の“空間域”に触れました。

「天王星」の“空間域”は地上を離れた“空中”や“宇宙”です。

そのため“飛行機”や“ミサイル”また“ロケット”などの飛翔体も「天王星」の象意になります。

20世紀初頭にライト兄弟が初めて空を飛んでから、70年も経たないうちに人類は月に降り立ちました。

なぜなら、宝瓶宮時代に向かう“宇宙波動エネルギー”と共鳴し休息に発展するためです。

飛翔体はもちろん、身近な事象でいえば電気や電波も「天王星」の“空間域”にかかわる象意で、具体的にはスマホなどの電子機器、またインターネット(ワールド・ワイド・ウエブ)などのインフラもそうで、近年、急速に発展してきた理由はここにあります。


【One Point】 「天王星」が象わす“空間域”はもちろん事物は宝瓶宮時代の“天運”を受けて発展していく歴史的な転換期に現在あります。

最近では「スターリンク衛星」により宇宙を経由した広範囲なネット・アクセスや情報共有も進んでいます。



《 「海王星」は“時間域”を象わす 》

「天王星」の次に外側を回るのは「海王星」です。

“空間域”をみた場合、「天王星」が象わす宇宙を超える“空間域”は物理的に存在しません。

では「海王星」の“空間域”は何でしょうか。

物理空間ではなく、空間を超えた超空間すなわち“時間域”を象わします。

表現を変えれば「時空」は一体不可分の関係ゆえに、時空を超越した世界を意味します。

よく知られた言葉でいえば通称「霊界」などもそうです。

そのため“時間軸”を象わす「海王星」は、遠い遠い過去から遥か未来の遠い彼方まで時空を超越して象わします。

例えば、海王星の象意を強く生まれ持っていたり、ディレクション(運勢変化)によって海王星の象意を強く受ける人生期などにそういったことが起こります。

一例を挙げますと、地上の“空間域”を超えた“シリウス”や、“時間域”を超えた“レムリア”など、物理的には不可能な世界を主観的に“体験”することがあります。


【One Point】 主観とはいえご本人にとっては“事実”です。また相手との共鳴関係を築ければ“主観”の共有も可能です。

人生体験の一つとして成長につなげていけばよいもので、ただ“事実誤認”と隣り合わせなのは「海王星」の象意である以上、避けられません。



【ご参考:「神観」が異なる日本とキリスト教】

●日本人が「神」(god)というとき、キリスト教でいう「創造神」(唯一絶対なる万能の神)とは異なります。

八百万の神で、大自然だったり、高貴なお方だったり、ときに悪神だったり、見えない畏れられる存在を指します。

「宝瓶星学」は、そのような信仰や人為的な解釈ではなく、天体が位置する宇宙の根本法則に基づいて、客観的な解釈を行なえます。

信仰の対象や尊崇の対象となる“神”でもなく、また物理科学でもなく、時空を超越した“宇宙波動エネルギー”による解釈やリーディング・ノウハウです。

基礎理論の「基本三数」(クオリアル・メソッド)からみたとき、太陽系天体は「配列法則」に基づいて“空間域”で表わされる象意を持ちます。



《 「冥王星」の“時空超越域” 》

最後に「冥王星」です。

「天王星」の“空間域”を超え、「海王星」の“時間域”をも超えるのが「冥王星」の“時空超越域”です。

適切に表現できる言葉を知らないので工夫不足ですが、素のままに“時空超越域”と表現させていただきます。

時間と空間によって制約を受ける「物理宇宙」が誕生する以前の世界にもかかわり、地上世界はもちろん霊界などの見えない世界また並行世界(パラレル・ワールド)をも超えた想像すら出来ない世界が「冥王星」の“時空超越域”で、象意の根源となっています。

分かりにくいと思いますので、誤解を恐れずに双魚宮時代の古い社会通念で端的に表現いたしますと、“天地創造の唯一絶対なる神(The God、The Creator)の世界”です。


【One Point】 「土星」までの7つの星は、伝統ある「古典アストロロジー」の古典理論による象意解釈を流用し、現代占星術は“占い”として始まりました。

それゆえ相応にこなれた解釈が可能です。ですが、それ以降に発見された「土星外惑星」は、新たな理論なくしては、正しい解釈ができません。

ご参考になればと存じます。











ホロは“酸っぱい葡萄”か?
2024.06.09
[叡智の果実]
― 「宇宙理論」があれば実は簡単 ―




誰にでも簡単にできる「宇宙理論」に基づく“人類の叡智”



誰もが知っているイソップ寓話に「酸っぱい葡萄」があります。

美味しそうな葡萄が実っていたので、一生懸命にジャンプして取ろうとしますが、届かないキツネが「あれは酸っぱい葡萄だ」といって諦めるというお話です。

「ホロスコープは難しい!」と言うのに一脈通じます。

“ホロスコープ占い”に魅了され自身でも“占断”を極めようとしますが、論理的に不可能なので、「難しい!」と言うことに似ています。

“占断”はそうですが、事実は逆で宇宙に基づいた「宇宙理論」があれば、ホロスコープの構成要素に当てはめるだけで、実は誰にでも簡単にリーディングができてしまいます。



《 占いでホロスコープを読むのは“無謀” 》

なんでもそうでしょ。

「なぜ、できないのか」、理由が分かれば、どうすればよいのかが見えてきて、案外と簡単にできるようになるのです。

ホロスコープ・リーディングも同様です。

“占い”でホロスコープを読むがなぜ難しいのか、その理由が明確に分かれば、最短でホロスコープ・リーディングはできるようになるのです。

ところが、“ホロスコープ占い”には「理論」がなく、どうすればできるのかは暗中模索にならざるをえません。

ましてや“占断”までしようとすれば、誰でも呻吟する状態に陥らざるをえないのです。


【One Point】 論理的に考える方ほど“ホロスコープ占い”は難しくなります。

理論がないので細部にこだわり、隘路にはまり込むためです。

逆に「海王星」らしく理屈を抜きに、主観によって思い込んでしまえば、“勘違い”は避けられませんが、マレに“当たる”ことが起こり、かえって驚くことになります。



【ご参考:初期はともかく今となると…】

以前の記事の繰り返しになりますが、ここでも触れておきます。

「理論」を19世紀後半に完全に捨ててはじまった“エソテリック”(秘境的)な“ホロスコープ占い”が、21世紀の今日、ホロスコープを読めなくなるのは、当然の道理です。

なぜなら、「古典占星学」の理論に基づく象意解釈を流用しつつ、理論は完全に捨てて「エソテリック占星術」をはじめたのがアラン・レオです。

その当初はともかく、約150年(約7世代)も経つと、主観に継ぐ主観解釈によって、どれが正しいのか混沌とせざるをえなくなります。

初期の頃は「古典理論」の象意解釈の影響が残っていたので、まだよかったのです。

ですが、今日では個々の占星師の主観解釈を重ねてきて、完全に理論なき“ホロスコープ占い”になります。

渦中にいると、まれに“当たる”ことがあるために、魅了され、いつかはできるようになると“まだ見ぬ理想”を抱くのですが、現状はどんどん不可能になっていきます。

「理論」がなくて当然と思っている以上、もはやホロスコープ・リーディングができるようになることはありません。




《 旅人ではなく宿泊施設がどうなのか? 》

“星読み”と「ホロスコープ・リーディング」は根本が異なります。



「太陽サイン(宮)」(誤って“太陽星座”)を読む「星占い」の延長に無意識ながら「現代占星術」をとらえるために、ホロスコープではなく「星」がどの「サイン(宮)」にあるかをもって、ホロスコープを読もうとします。

それは無謀であってムリなのです。

星は、例えば「ホロスコープ」という名の“ホテル”や“旅館”を訪れる“旅人”にすぎません。

一時的に客室をトランシット(運行:通過)していくだけです。

確かに“お客さま”は重要です。

ですが、いくらどんなお客様が宿泊するのかを読んでも、「宿泊施設」本体のロケーションやサービスや内容また価格帯などを読むことまではできません。


【One Point】 誕生の瞬間に“ロケーション”は決まります。

“客室”に相当する「12ハウス(室)」や“サービス”に相当する「アスペクト」(位相、座相:局面)のほうを読まなければ、「ホロスコープ」はリーディングできないのです。



【ご参考:ホロスコープの3つの構成要素】

右の本分に書いたように、星は“旅人”、ホロスコープは“宿泊施設”にあたります。

ホロスコープ・リーディングの対象は、星ではなく“宿泊施設”のほうです。

“宿泊施設”(ホロスコープ)は、「12サイン(宮)」と「12ハウス(室)」と「アスペクト(位相、座相:局面)」の3つの構成要素がベース(基本)です。

それゆえ「ホロスコープを読めるようになる」という意味は、次のようになります。

“旅人”の星も重要ですが、まずはホロスコープを構成する三要素を読めることが大前提です。




《 「星読み」という“勘違い”を誘発する表現 》

「ホロスコープを読めない」理由は、大きくは3つあります。

そのうちの1つが、“星”を読めばホロスコープを読めるようになるという“勘違い”です。

「ホロスコープ・リーディング」は、ホロスコープを読むことで“星”を読むことではありません。

ところが現代占星術は、“星読み”という言葉で「ホロスコープ・リーディング」に代替していることがあります。

二重の“勘違い”に気づいていないのです。

ロマン溢れる“星読み”という美しい言葉自体が“事実誤認”で、さらにホロスコープ・リーディングのことかのように“勘違い”を誘発しやすいので、ご注意が必要です。


【One Point】 「12サイン(宮)」「12ハウス(室)」「アスペクト(位相、座相:局面)」の3つが、ホロスコープを構成する基本の三要素です。

「プラネット(星)」は、そこを訪れる“客人”の立場で、これら4つの構成要素が織り成す位置関係によって象意がもたらされていきます。




《 ホロスコープは「人類の叡智」 》

ホロスコープは当然“酸っぱい葡萄”などではありません。

真逆で、ホロスコープを現代日本に広めた西洋占星術の大家、故ルル・ラブア師も述べていたように「人類の叡智」です。

ただし、紀元前4~5世紀以降、約2,000年間も「古典アストロロジー」のバックボーンとなってきた「古典理論」(古代ギリシャの世界観)は、16世紀に“疑似科学”とされ、学術(科学)的な信頼を完全に失墜しました。

それでもなお、「古典理論」を維持し、1781年の「天王星」の発見に至るまで、「太陽」~「土星」の7つの星を用いた「古典占星学」として続きました。

それも「天王星」をはじめとした土星外惑星(トランス・サタニアン)や「ケレス」の発見によって全く理論破綻すると、「古代医学」など“人類の叡智”として実社会に役立ってきた実学としての古典的な「ホロスコープ」解釈は、息の根を絶たれます。

宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」は、物理科学をも凌駕する新たな「宇宙理論」によって、現代に“人類の叡智”を再びもたらしました。


【One Point】 「古典理論」に代わる「宇宙理論」、すなわち宇宙この世界の根幹法則「基本三数」とその展開「数理法則」3/6/12数によって“人類の叡智”「ホロスコープ」は現代に復活したのです。

宇宙太陽系の位置関係を忠実に写しとった「ホロスコープ」ですので、正しい「宇宙理論」によってホロスコープは簡単に解読できるのです。




《 森羅万象のリーディングに「12数」 》

「基本三数」は、宇宙この世界の根幹の“三要素”ということができます。

その一例が「光の三原色」で、実にシンプルです。

その展開「数理法則」は、法則的に「3/6/9」ですが実際的には「3/6/12数」で展開され、12数は「宇宙森羅の最小象徴数」となるため、12色の色相環のようにすべての色の根本を象徴します。

ホロスコープも同様です。

4種類の構成要素(サイン、ハウス、アスペクト、プラネット)それぞれに12数の個別の要素を伴なって、個人や社会また宇宙森羅を象徴しています。

このような宇宙この世界のシンプリーな根幹法則を知れば、“人類の叡智”「ホロスコープ」のリーディングは簡単にできます。


【One Point】 2026年1月に双魚宮時代の“宇宙波動”は完全に働かなくなります。

「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする前人未到の宝瓶宮時代が本格始動していくのです。そのとき新しい“人類の叡智”は“天運奉持”に役立ちます。











量子:宇宙波動エネルギー
2024.05.23
[ホロスコープ革命1.0:象意波動]
― 現代科学での解明は不可能 ―




「ホロスコープ革命」への転換となる波動世界の不思議



「宝瓶星学」の論拠となる「ホロスコープ革命1.0」の第5回め、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」です。

「宇宙波動エネルギー? そんなものあるの? 聞いたこともない!」

そうですね、占星術では言われることのない「共鳴関係論」のお話です。

「基本三数」に伴なう未知なる「宇宙波動エネルギー」によって、ホロスコープの象意はもたらされていることをご理解すれば、ホロスコープの謎が解けます。

初めて聞くので信じられない方が多いと存じますが、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」の実在を知らなければ、いつまでも“占い”に留まります。

最先端の物理科学では、正体不明の現象としか認識されておらず、実際には「量子論」(量子力学)の現場で宇宙波動エネルギー同様の事象は確認されています。



《 神秘的な“占い”とは一線を画す 》

それが、アストロロジーとどう関係するの?

古来から、ホロスコープの根本命題とされてきた「空の星から、なぜ地上のことが分かるの?」、その解答が時空を超越した「宇宙波動エネルギー」の実在です。

もっとも現代占星術は、ホロスコープを用いるとはいえ“占い”なので、解明する必要はありません。

逆に、解明しないほうが神秘性が増します。

根拠のない不思議系好きの人々を一定数、惹きつけることができます。

1、“占い”は、理由が分からず神秘的だからこそ、“当たる/当たらない”はともかく占いとして成り立っています。

2、それ以前に「空の星から…」という問いかけ自体が間違いなので正しく解けるわけはありません。

3、正確には「宇宙を写し取ったホロスコープから、なぜ地上のことが分かるの?」が正しい命題です。


【One Point】 “星”や“星座”を神秘化して意味があるかのように装うことで、現代占星術の“ホロスコープ占い”は成り立ってます。

ですが“星”や“星座”に象意の根拠などないために、「どうして?」と不思議に思い“神秘商売”が成り立つ道理です。





【ご参考:「プラネタリウム」では不可能】

「空の星から、なぜ地上のことが分かるのか」

分かりません!

空の「星」から分かるのであれば、「プラネタリウム」を用いたほうがよく分かります。

まして、人間が勝手に星をつなげて定めた「星座」などに象意はありません。

信じるのは勝手ですが、古代ならいざ知らず、現代では科学的理性が疑われ、今日も堂々とまかり通っていれば、もはや“占星術信仰”の類です。

「星」ではなく「ホロスコープ」という“宇宙数理模式図”に仕掛けがあります。

さらに“位置関係”を写し取ったホロスコープゆえに、アスペクト(位相、座相:局面)を機軸とした象意によって、地上のことがリーディングできるようになっています。




《 “アストロロジー”と勘違い 》

現代占星術を生んだ双魚宮時代の末期は、今年2024年の“分水嶺”のピークを越えると、双魚宮時代そのものがまもなく終わることになります。

すでにアストロロジカル・エイジの変遷に伴ない、新たな“アストロロジーの時代波動”が漸次、本格化している昨今です。

その際、自称“アストロロジー”と“勘違い”している現代占星術は、古代ギリシャに発祥した古典アストロロジーとは別物だという真実が、今すぐとはまいりませんが、次第にご認識されていくことになります。

四角と丸の違いはあっても、同じようにホロスコープを用いますので、“自分はアストロロジーだ”と勘違いしているのです。

歴史的な経緯や事情があって“勘違い”するのは仕方のない側面がありますが、根本的に異なるものであることは明白です。

もっとも、世界中が19世紀後半以降の「海王星」の象意波動を受けて勘違いしていますので、一般的には“占星術=アストロロジー”と思い込まされる“集団催眠”の状態です。


【One Point】 「火/土/風/水」といった古典アストロロジーにあった用語が、現代占星術に残っています。

その元となっていた古代の世界観に基づく「古典理論」は、16世紀に“疑似科学”とされたこともあり、完全に捨て去られたのが現在占星術のはじまりです。



【ご参考:“クジラ”と“クラゲ”の違い】

お遊びの言葉アソビのコーナーです。

「宝瓶星学」と“ホロスコープ占い”の違いを、言葉アソビで“クジラ”と“クラゲ”に例えることができます。

「カタカナ」にすれば、“ジ”か“ゲ”か一文字の違いですが、別種です。

バックボーンとなる「骨」があるのかないのか。

解釈理論となる「骨」があれは、広い海を自分の意志で堂々と自在に泳げる“クジラ”のようです。

骨がない“クラゲ”であれば、自分の意志や力で泳ぐよりも波間に漂い、人任せの占断になります。

植物に例えればデラシネ(根無し草:浮き草)の状態で、流されていくだけです。




《 “~ロジー”というからには理論が必要 》

“占い”は何でもありでかまいません。

逆に、理由が分からないほうが、「何で当たるの?」と神秘的に感じて、惹きつけられたり有難さを増す感じになります。

「海王星」発見以降、双魚宮時代の末期は、とくにそういう時代の状況下にあります。

ですが、いつまでも双魚宮時代が続くわけではありません。

2026年1月をもって双魚宮時代の“宇宙波動”は完全に終了していきますので、今後は正しい「宇宙理論」を持たないと間違うことが避けられなくなります。

といっても、最大の懸案は「海王星」の象意は主観波動なので、ご自分で気づくことが難しく、極限を越えないと“思い込み”や“洗脳”と同じ状態がずっと続きますのでご注意ください。

「自分は自覚している」、それまた夢の中の夢に似ています。


【One Point】 「宇宙波動エネルギー」と「地上」との時空を超越した共鳴関係が“象意”です。

物理的なエネルギーとは異なるために、強制力はありませんが、誰であっても影響力は免れえず、人類総体となるほど影響力は増します。





《 「量子もつれ」の驚くべき現象 》

時空を超越した共鳴関係は実在するのでしょうか。

最先端物理科学の現場で、類似の現象が確認されています。

量子論(量子力学)において「量子もつれ」(quantum entanglement:クオンタム エンタングルメント)と呼ばれる驚くべき現象がそれです。

一対の量子間に働く作用で、一方の量子のスピンの方向が確定すると、どんなに遠くに離れていても、もう一方の量子のスピンの方向が光の速さを超えて瞬時に確定するということが、実験によって証明されています。

すると、どこかのあわてんぼさんは、「実は光よりも早いモノがある!」と勘違いすることが起こります。

残念ながら、「量子といえども“粒”の側面を持つ物質である以上、アインシュタインの「E=mc2」によって、光の速さを超えることはできません。

そうではなく“波”の側面を併せ持つゆえに、量子間における時空を超越した「共鳴関係」が起こるという“超科学作用”です。


【One Point】 現象は確認できても現代物理科学では理由までは解明できません。

なぜなら、物理科学は時空内が研究対象なので、それを超えた「霊界:共鳴関係論の世界」など「宇宙波動エネルギー」は解明不可能です。




《 物理科学に留まらない「基本三数」 》

「宇宙波動エネルギー」を視野におかないと、ホロスコープの象意現象は解明できません。

われ知らずに“科学万能主義”に陥り、物理科学でホロスコープの謎が解けると思い込んでしまう“科学信仰”では100%不可能です。

なぜなら、私たちの宇宙この世界は「基本三数」を根幹の三要素としていますので、宇宙的には「エネルギー宇宙」「物理宇宙」「共鳴宇宙」から成り立っています。

物理科学が対象とできるのは、「物理宇宙」のみでしかありません。

一方、ホロスコープは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」によって構成され、“三要素の宇宙”すべてを含みます。

象意的にも“三要素”を伴なって成り立っており、物理しか扱えない物理科学とはカテゴリーの範囲が大きく異なります。

物理的な象意に留まらず、象意自体もまた「基本三数」に伴ない、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」によって地上とも共鳴関係によってもたらされます。


【One Point】 秘密を明かし過ぎると、“占い”にあるような神秘性を感じられなくなるかもしれません。

ですが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」(通称:宝瓶宮占星学)が実学であることの証左として、宇宙波動エネルギーの実在証明は欠かせません。











霊界:共鳴関係論の世界
2024.05.23
[ホロスコープ革命1.0:番外編]
― 霊界は波動共鳴世界の一部 ―




「基本三数」からみた霊界=波動共鳴の世界



アストロロジーとまったくの無関係というわけではありませんが、番外編で「基本三数」から見た波動共鳴の世界の一端に触れておきます。

ホロスコープ・リーディングとは、遠くて近い無関係といえなくもない“霊界”と呼称されるエネルギー世界のお話です。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」に基づいた理論による論拠を伴なったお話なので、お花畑スピリチュアルとは異なり客観性をもって楽しめます。

アバウト、俗称“霊界”というわけの分からない次元階層は、宇宙この世界では「共鳴関係世界」の“一部”になっています。

一部と言っても物質世界のように部分的な“一部”というわけではないのが、エネルギー世界の特徴です。



《 「ある」「ない」は個人によって異なる世界 》

双魚宮時代の「対立二元論」の社会通念や常識では、わけの分からない世界ですので、頭を柔らかくしてご高覧を賜りたく存じます。

最初にお断りしておきます。

当たり前ですが、霊界なるものに行ったこともなければ、たぶん見たこともありません。

というか、霊界は主観の世界なので、物質世界のように万人に共通して「在る」というものではないし、主観は人それぞれに異なるように“ある”とか“ない”とかを含めて霊界の“分野”や“範囲”や“階層”は異なります。

一人ひとりアクセスしたり共鳴する“分野”や“範囲”や“階層”が異なるのが特徴です。

なので、十把一絡げ的に“霊界”をとらえることはできません。

たとえば、これまで常識とされてきた「天国」とか「地獄」といった「対立二元論」の世界にしても、よっぽどの観念的な宗教信者以外にはありえません。


【One Point】 “信じる信じないは、あなた次第”といった都市伝説のお話ではなくです。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」から解明できる時空を超越した“共鳴関係宇宙”のお話です。





【ご参考:創られた地獄と原罪】

ちなみに本文に書いた「天国」とか「地獄」がまったくないのかというと、個々人の主観の世界ですので、ある人にはあります。

一般論的には、宗教の教義が“地獄”という恐怖の観念世界を創りだしたために、存在するようになりました。

救いたいのか、落としたいのか、迷惑なお話です。

初期キリスト教にしても、人間イエスを神と精霊と主イエスといった三位一体とする神学の一方で、組織化を図るために“原罪”の概念を創りだしています。

当時は教化のための必要悪だったのですが、“洗脳”の教義に用いられれば本末転倒です。

ま、ものは言いようですけどね。




《 宇宙この世界の基本の三要素 》

少し「基本三数」から論理的に書いておきますね。

宇宙この世界は「基本三数」を根幹法則として成り立っています。

物理的にいえば、「1数=時間」「2数=空間」「3数=人間(関係)」を基本の三要素として成り立ちます。

宇宙を写しとった“宇宙数理模式図”=ホロスコープも同様ですが、ここではそれはさておかせていただきます。

地上に生きている以上、誰であっても時間、空間、人間(関係)の「基本三数」から離れて生きることはできません。

ですが、物理的な時間、空間、人間(関係)から解放されて、時空を超越した波動共鳴の世界、俗にいう“実在”の「霊界」は別です。


【One Point】 物理的な時間、空間、人間(関係)の制約を受けない波動共鳴の世界は、自由奔放で“フリー”の世界ですが、だからといって何でも思うとおりに出来るとはかぎらない怖さもある世界です。

だって毎日が“心霊体験”の世界ですから。



【ご参考:時空を超えた“縛り”】

霊界が実在するといっても、物理的な時空の世界ではない“波動エネルギー”の世界です。

どのような世界か一例を申し上げますと、地上では想っても時間的にも空間的にも物理的な制約を受けます。

そのような物理的な制約がない世界です。

物理的にはないのですが、エネルギー的に時空を超えた“縛り”からは絶対的に逃れえません。




《 生まれ変わりと輪廻転生 》

地上のように表面的に顔面ではニコやかで“面従腹背”なんて腹芸は通じません。

そのまま発出していくことになるためです。

それはそれ、俗称“霊界”は時空を超越した共鳴関係世界ですから、肉体を無くして完全に行ったら戻ってこれません。

ただし、相応の霊力があれば、地上に新たに生を受けた人物と波長が合えばですが、まれに共鳴関係を築くことが不可能ではありません。

“生まれ変わり”や輪廻転生を本心から信じ込んでいる人に多いのですが、地上に誕生したばかりの霊性がまだ未成熟で自我意識が弱い乳幼児や子供などに俗にいう“とり憑く”ことがみられます。

でもね、地上は喜びとともに仏教用語でいえば「四苦八苦」は避けられないのが道理なので、地上人に憑依しても結局、苦しくて行き場を失ったらシャレになりません。


【One Point】 時間がない世界というのは、ずーっと同じ状態が続くってことです。

空間がない世界というのも、心のままの状況下にずっといることです。

だったら豊かな心を持ったら豊な共鳴関係の世界で美しき“心霊体験”ができそうです。



【ご参考:「基本三数」はマスター・キー】

「基本三数」は宇宙この世界の根幹法則です。

ホロスコープにかぎらず宇宙の真実の解明の手助けになります。

「基本三数」がその原意をもって基本三数展開をした「数理法則」3/6/12数によって、宇宙この世界の森羅万象は象徴されていることもご留意ください。

法則的に“3/6/9”でもいいのですが、実際的には3/6/12数に展開されていて、12数は宇宙森羅の最小象徴数になっています。

そのように、宇宙を写しとったホロスコープを12数の本意(基本の象意、ほんとうの象意)に当てはめて、ご自身の心と頭すなわち感性と知性とで論理的に解釈し、イメージしていくと、どなたでもホロスコープ・リーディングが可能になります。

なぜなら、「基本三数」を“マスター・キー”として象意の秘密の扉を次々と開いていくことができるからです。




《 宇宙波動エネルギーとの共鳴関係 》

ほんのさわりのご紹介でした。

共鳴関係の世界は、時空の制約がないぶん無限で、一人ひとり主観の世界が異なっているように、世界に2つと同じものがない「ホロスコープ」と同じです。

もっとも、「類友の法則」の世界ですので、波長が合って共鳴できる部分では共有が可能ですが、100%まったく同じということはなく、あとは推して知るべしでしょう。

結局、“霊界”といった共鳴関係の世界はともかく、地上に生きている私たちは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」の中でしか生きられない運命です。

では、少しややこしい表現になりますが、「基本三数」の地上世界で、時空を超越した宇宙波動エネルギーとの共鳴関係を伴ないつつ、どのように生きればいいのでしょうか。

そのように考えてみれば、ご自由にご判断をされていいのですが、「基本三数」に基づいた“宇宙数理模式図”である「本来のホロスコープ」がご参考の一つになるという寸法です。


【One Point】 「番外編」でした。ほかにもありますので、いずれ書くことにいたします。

主観や空理空論ではない宇宙この世界の論拠に基づいたお話ですので、何かのご参考になればと存じます。










古典アストロロジーの秘密
2024.05.23
[ホロスコープ革命1.0:火/土/風/水]
― “占い”ではない“疑似科学” ―




「基本三数」の古典バージョン“火/土/風/水”



「ホロスコープ革命1.0」の第3回めは「古典アストロロジーの秘密」です。

ただ、秘密というほどではない事実もあります。

現代占星術が、決して公にすることはないので秘密になっているためです。

「古典アストロロジー」は、16世紀頃に近代物理科学によって“疑似科学”とされ、学問としての立場を失い“廃業”に追い込まれています。

この事実は、フィロソフィー(愛智、哲学)で知られる古代ギリシャに発祥した「古典アストロロジー」が、もし“占い”であれば、成り立たないことを意味しています。



《 “ホロスコープ占い”の真実と陥穽 》

“ホロスコープ占い”こと現在占星術は、誰もがご存じのように“占い”です。

一方、“疑似科学”とされた「古典アストロロジー」は、「古代学術」(学問/科学)でしたので“占い”とは正反対のカテゴリーに属します。

19世紀後半にはじまった現代占星術が、「古典アストロロジー」を占星術のはじまりかのように語ることがあるのをご記憶の方もいらっしゃると存じますが、“勘違い”であり、ありていにいえば“ウソ”なのです。

第三者が見れば“トラの威を借るキツネ”かのように思えるかもしれません。

占いであってもいいんです。

“当たるも八卦、当たらぬも八卦“を愉しめばよく、学術かのように言い募る必要はありません。

19世紀中頃に発見された「海王星」の象意の影響を強く受けている現代占星術は、その象意波動に基づいて、“勘違い”や“事実誤認”は避けられない運命(さだめ)です。


【One Point】 西洋占星術を学びはじめた頃、「西洋占星術は科学です」という一文を読んで、「何かおかしいな、でもそういうものかな?」と思っていました。

ですが、ホロスコープを探究していく過程で、歴史を調べていくと事実は異なることが分かりました。





《 古典アストロロジーと“古典医術” 》

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」を解明した現在ではどうでもいいお話です。

ここでいう“秘密”は「基本三数」と“火/土/風/水”に共通性があることです。

「古典アストロロジー」は、古代カルデア人が東の地平線上に昇る星を観測した膨大なデータを元に成立します。

“ホロスコポス”(時の見張り人)と呼ばれた彼らが残したデータをもとに、古代ギリシャの賢人たちによって四角い「ホロスコープ」の発祥とともに始まったものです。

医学の父と呼ばれる当時のヒポクラテス(前460頃-前370頃)が医術に用いた「古典アストロロジー」は、まぎれもなく古代学問でした。

当時の世界観“熱冷乾湿/火土風水”といった「四大元素説」に基づいて、気質や体質また罹りやすい病気などが理論解釈され診断されたのです。

もちろん、相応に成果があったのが事実です。

なぜなら、「古典アストロロジー」は約2,000年ほど続き、16世紀のノストラダムス(1503-1566)が大学で学ぼうとしたほどですが、直後のケプラー(1571-1630)の時代に“疑似科学”(迷信)とされ、学術としての立場を失っていきます。


【One Point】 ちなみにですが、ノストラダムスが“大占星術師”だというのは真っ赤なウソです。

一方、ケプラーは、著名な天文学者であり、数々のマイナー・アスペクトを定めたことでも知られる占星術師(占星学者)でした。



【ご参考:未知の“宇宙波動エネルギー”】

●宝瓶宮時代のホロスコープ・リーディングの秘訣は「共鳴リーディング」です。

そのノウハウは「基本三数リーディング」と「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)にあります。

宇宙この世界の根底には、時空を超越した未知なる“宇宙波動エネルギー”があるためです。

宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして運営され、発展していくために“宇宙波動エネルギー”はその根幹となっています。

そこに“天運”が伴ないます。




《 「基本三数」によるリーディング 》

若い頃、故ルル・ラブア師(1945-1999)の西洋占星術に心酔しました。

ですが自主的に挫折し適性がないと諦めたのですが、ひょんなことから「ホロスコープはなぜそのような象意になるのか」、足りない頭で考える必要に迫られました。

その結果、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」とその展開「数理法則」3/6/12数がホロスコープの本意(基本の象意、ほんとうの象意)になっていることを見出したのです。

歴史的ともいえる驚愕の発見でした。

単なる理論に留まらず、実際にホロスコープに当てはめて20年以上検証し数々の実践リーディングを重ねて確認してきました。

「基本三数」をホロスコープに適用すると、面白いように“宇宙の秘密”(真相)が見えてきたのです。


【One Point】 その理論とノウハウとを余すところなくお届けしたいと考えています。

お一人ひとり独自の「クオリアル・ワールド」がありますので、ご自身に応じて展開されていくことで、時空を超越した豊かな「共鳴世界」が啓かれ築かれていくことになります



【ご参考:“火/土/風/水”と「基本三数」】

本文の補足です。

“火/土/風/水”と、物質的に四元素で区分すると、宇宙この世界の現実から乖離します。

そこに、近代物理科学によって“疑似科学”(迷信)とされ根因があるのです。

ですが、宇宙この世界が“物理科学”の分野を含めて、4要素に区分できることは物理科学では解明できないだけで、間違いではありません。

宇宙の真実の一端を突いて一理あるために、約2,000年もの間「古典アストロロジー」は医術分野をはじめ、続いてきたのです。

ところが、現代占星術の父と呼ばれるアランレオ(1860-1917)は、19世紀後半に心霊ブームの中“疑似科学”とされた古典理論を捨てて、象意のみを用いて“当たる/当たらない”の占い判断をエソテリック(秘境的)にはじめたのです。

以降、理論なくデラシネ(浮草)のように、主観解釈による象意解釈の継承に陥っていかざるをえなくなったのです。




《 「基本三数」と“火土風水”の間の秘密 》

さて、「基本三数」と“熱冷乾湿/火土風水”の“秘密”です。

「古典アストロロジー」は“熱冷乾湿/火土風水”の4つのエレメントから地上の世界は成り立っていると考え、四角い「ホロスコープ」を解釈をしました。

以降、約2,000年間も「古典アストロロジー」は医術などに用いられてきた事実から、「四大元素説」は近代物理科学によって疑似科学とされたとはいえ、当たらずといえども遠からずだったことが分かります。

そのことは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」からみても、宇宙の真実の一端を突いており、問題は“火/土/風/水”といった用語です。

四元素“火/土/風/水”という表現は明らかに間違いですが、四つに象意区分できることは大正解だからです。

「基本三数」は、法則的にみれば「3数」ですが、実際に展開されると連続性と発展性を伴ない「3(4)数」となるアクティブな法則性を持ちます。

大宇宙にはそのように展開されている「4数法則」の事実があるのです。


【One Point】 近代物理科学が「古典アストロロジー」を“疑似科学”としたのは、“小”のカテゴリーが“大”のカテゴリーを評価したような側面があります。

かといって、19世紀後半に、理論を捨てて“占い”に矮小化したのは、“人類の英知”への無知で、まるで“猫に小判””豚に真珠”“馬の耳に念仏”ともなりかねない“現実錯誤”でした。










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